–◉–言葉の重要性
取り入れる基準を理解する前に、言葉の重要性をお伝えします。
わたし達の脳内は言葉でできているので、 自分が見聞きした言葉に則ったマインドがつくられているのです。
スキンケアやメイク製品であれば、直接お肌につけるものなので、(ここは人によるでしょうが)事前に成分や口コミ、広告などを見て複数の製品を比較検討して慎重に検討します。
そうでなくとも、お店で売っている化粧品も、買う前に
何のために・いつ使うもので・どのような効果を期待するのか?
を考えて買いますよね?
これはマインドに関しても同じことが言えます。
日常生活における会話や文章などでは、図らずとも見聞きしてしまう言葉があるかもしれませんが、自分が見聞きする言葉も、可能な限り丁寧に精査して取り入れていきたいですよね^^
–◉–二つの手法を抽象化する
ではここから、お顔のスキンケアとメイクアップの手法を抽象化して【心】に置き換えていきますが、表記をスキンケア→Care/メイクアップ→Makeに変更します。
–*–心に置き換えた場合の分類
【Care:癒す・整える】
スキンケアの役割が汚れを落として潤すことなら、心に置き換えた場合は
* 落ち着く
* 休める
* 回復する
* 捨てる
* 落とす
といったことがキーワードになります。
【Make:活かす・魅せる】
メイクの役割が素質(スッピンの顔)の魅力を引き出すことなら、心に置き換えた場合は
*表現する
*行動する
*つくる
*与える
*取り入れる(学ぶ)
といったことがキーワードになります。
–*–心に置き換えた場合の役割と目的
Care…
スキンケアをお顔に浸透させるように、自分に入れる・深めるイメージです。
自分自身の感覚・問いかけ・受容・過去など、自分の内側にベクトルを向けた対処法のことを指します。
主にマイナスを0に戻すときに適用します。
Make…
お顔を活かしたメイクをするように、自分から放つ・届けるイメージです。
自分の核となる部分を基盤にして、言葉遣い・行動に対する姿勢・未来など、自分の外側にベクトルを向けた対処法のことを指します。
主に0をプラスにするときに適用します。
このようにベクトルも役割も真逆ですが、
どちらも『心地よくいたい』『自分らしくありたい』という動機が基軸です。
–*–アプローチの言葉の例
Care:
・ありのままの自分でいよう
・今ここを大切に
・あなたは大丈夫
・頑張らなくていい
・直感を信じる
・あなたはそのままで素晴らしい
・全てうまく行く
・あなたは愛されている
・人生には意味がある
などなど。
Make:
・強みを活かそう
・ゴールを明確にしよう
・目標にコミットする
・理想の未来をデザインする
・まずは行動しよう
・優先順位をつける
・習慣で人生を変える
・目的にフォーカスする
・継続が力になる
などなど。
こんな感じで分けると、CareとMakeどちらのための言葉かがわかりやすくなります。
現状、どちらの種類の言葉が響くかはあまり関係ありません。
あくまで、
「この製品(言葉)はCare用だな」
「この製品(言葉)はMake用だな」
と認識することが大切です。
–◉–まとめ
こんな感じで、お顔に対するアプローチのスキンケアとメイクアップを抽象化して、心へのアプローチに変換すると、目的や効果が異なることがお分かりいただけたと思います。
□ Care:癒す・整える
▶︎ 自分の内側に対するアプローチ
▶︎ マイナスを0に戻す際のもの
□ Make:活かす・魅せる
▶︎ 自分の外側に対するアプローチ
▶︎ 0をプラスにする際のもの
スキンケアとメイクアップの製品を区別して使うように、マインドに関する学びも整理して取り入れる参考になれば幸いです^^
Mindに対するアプローチの最適解シリーズ
#01:Mindへのアプローチを、お顔の手入れに見立てる。
#02:自分に取り入れる情報の、分別基準を身につける。←今ココ
#03:取り入れた学びが与える、影響の範囲を理解する。
#04:アプローチ(手法)とは、手順+方法でしかない。
#05:「心のスッピン美人」“も”得をする。
#06:諸悪の根源である「心のブス」状態、原因はコチラ。
#07:万病のモトである「心のブス」状態、症状はコチラ。
#08:根本的要因である「心のブス」状態、構造はコチラ。
#09:「心のブス」から「心の“スッピン”美人」への、最適解。