これまで3回にわたって、Mindへのアプローチをお顔の手入れに見立て、
『美しくなりたい』という動機は同じでも、
スキンケアとメイクアップという異なる製品と目的をもった手法があると考えると、
Mindに関する情報の判別と使うタイミングがわかりやすいよ〜という話をしてきました。
今回は、アプローチ(手法)が具体的に何を指すのか?を解説していくことで、 心に関して学んでいるのにあまり改善がみられないとか、良くなってる実感が出ないメカニズムを、具体例を挙げて書いていきたいと思います。
今回は、私の話をさせてください。
少し前までの私は、恋愛ブスで、
・出会いはあるものの長続きしない
・付き合って最初は良いが段々疲れる
・相手の顔色を伺って合わせる
・自分らしくいられない
・相手に嫌われないように演じる
・自分が楽しいかではなく相手が楽しいか
・終わりはいつも自分が爆発するか双方が飽きる
などなど、いま思い返すと「それってどうなん?」と言いたくなるような言動ばかりを繰り返していました。
男性と一緒にいるのは楽しいので、心穏やかに末長く交際できるパートナーがほしいという氣持ちはあり、
・相手の好みにキャラや服装を寄せてみたり
・頼りにしているところを出してみたり
・理解につとめてみたり
などなど、
自分なりに善処したり本などから学んでいるつもりでしたが、
付き合い始めて最初の方こそ盛り上がり、
『この人と上手くやっていこう』と思うものの
やはり毎回最初に書いたの失敗パターンに陥るのでした。
この一連の流れで例えると、
・相手の好みにキャラや服装を寄せる
・頼りにしているところを出す
・理解につとめる
というのは、メイクアップ的アプローチであり、しかも
・スキンケアが出来ていない(心に欠けがある)
・自分の骨格にあったメイクではない(無理をしている)
だけでなく、失敗から学ばないということは
メイクの上にメイクを落とさず、さらに上からメイクをする
という状態になっていたのです。
メイクしたことのある女性なら、このキモチわるさ、お分かりいただけますよね?笑。
一見、
・相手の好みにキャラや服装を寄せる
・頼りにしているところを出す
・理解につとめる
というのは、
男性からみたってそんなにイケナイことではないし、それで恋愛が上手くいく方もいるわけで、アプローチ(手法)そのものが悪いものではないでしょう。
ここまでで察した方もいらっしゃると思いますが、
私の恋愛において必要だったのは、言わずもがなスキンケア的アプローチでした。
恋愛に関して向き合ったスキンケア的アプローチとは
- そもそも恋愛を心の欠けを埋めるために利用していたと氣づく
- 心の欠けを認識して癒す
- 心の欠けを外側(恋愛)から埋めるのではなく、内側から満たす
- 心の欠けを満たすことで自尊心を取り戻す
- 世間一般の恋愛像ではなく、自分にとっての恋愛を再定義する
これらを、
じっくりとジャーナリングしながら氣づきを得ていくことで、
今まで恋愛で叶わなかった
* 毎日が楽しく
* 心も穏やかで
* 笑いにあふれていて
* 全て受け止めてくれて
* 仕事を理解し、支え、応援してくれ
* 将来のことも率直に話し合う
などなどが、実現され
今の自分に最適な👨と居ることが出来ています!
あの時の私に必要だったのは、
相手の好みに寄せることでもモテテクを使うことでもなく
自分自身の内側を癒すスキンケア的アプローチでした。
私の話は恋愛でしたが、
人間関係でも、仕事(お金)でも、何かを上手くいかせたいときは、
スキンケア的アプローチ(内面)の上に
テクニックというメイクアップ的アプローチがあります。
人間関係も仕事(お金)も自分という土台の上に成り立つことを忘れないでくださいね!
Mindに対するアプローチの最適解シリーズ
#01:Mindへのアプローチを、お顔の手入れに見立てる。
#02:自分に取り入れる情報の、分別基準を身につける。
#03:取り入れた学びが与える、影響の範囲を理解する。
#04:アプローチ(手法)とは、手順+方法でしかない。←今ココ
#05:「心のスッピン美人」“も”得をする。
#06:諸悪の根源である「心のブス」状態、原因はコチラ。
#07:万病のモトである「心のブス」状態、症状はコチラ。
#08:根本的要因である「心のブス」状態、構造はコチラ。
#09:「心のブス」から「心の“スッピン”美人」への、最適解。