–◉–はじめに
【心】って幸せを感じる上で、大切な機能ですよね。
現代では心にまつわる情報がたくさん出回っているので、何となくご存じの方もいらっしゃると思いますが、
その情報には、
何のための手法なのか?
どのような効果があるのか?
どんな状況の時に使うのか?
というのが
ゴチャ混ぜになって伝わったり、
ズレて受け取ったりしまいがちなんですね〜。
サプリなんかでもそうですが、
『用法容量をよく読み、正しくお使いください。』
ってやつです。
–◉–アプローチの提言
「Mindへのアプローチをお顔の手入れに見立てる」と言った理由は、
Mindへのアプローチを、お顔の手入れに見立てることによって、
取り入れる情報を精査し、状況やタイミングに合わせて、適正な手法を選択することができるのでは?と考えたからです。
お顔に関していえば、 『キレイでいたい』『美しくありたい』という同じ動機でも、
・スキンケア
・メイクアップ
という二つの異なるアプローチ方法があります。
スキンケアとメイクアップは、それぞれ使用する製品も役割も効果も違いますが、
どちらも『キレイになるため』『美しくあるため』という目的は同じのはずです。
これを【心】に置き換えると、
『心地よくいたい』『自分らしくありたい』という動機から、
・心のスキンケア的アプローチ
・心のメイクアップ的アプローチ
の情報を分類し、自分の素質や状況に合った手法を選択し、
適正に取り入れて使いこなすことが可能になるはずです。
そして各々が独自の審美眼というか基準をもつことができれば、
マインドヘルス迷子が減り、情報に振り回されることなくご自身に取り入れることができると考えています。
「自分を丁寧に扱い、心地よく生きていきたい」と考えている方なら、少なからずお役に立てる考え方なので、ぜひご活用くださいね^^
–◉–手法を比較する
まずはお顔の『スキンケア』と『メイクアップ』のアプローチ法について比較していきます。
–*–一般的な役割
スキンケア:
お肌の汚れを落として(メイクした日はメイクを落として)、
お肌の疲れを癒したり、水分や油分の量を整える。
メイクアップ:
お肌を外界の刺激から守りつつ、
お顔立ちを活かして魅せたり、印象を表現する。
–*–心理的な効果
スキンケア: 一日の始まりには眠氣覚ましとか氣合いが入る感じ、
一日の終わりには汚れと一緒に疲れを取るなど、
オン・オフの区切りがついたりリラックスした氣分になる。
メイクアップ: 外に出かける・人に会うなどの対外的な理由と
ルーティーンや儀式のような内面的な理由、いずれにせよ
やる氣スイッチが入ったり、雰囲氣を変えたりする効果がある。
–◉–まとめ
こんな感じで、お顔に対するアプローチは、同じ『美しくありたい』という動機は全く同じなのに、
わたし達はスキンケアとメイクアップで役割分担をしているし、異なる効果を求めてアプローチを使い分けていることがお分かりいただけたと思います。
そして美しくあるためには、どちらか片方だけ頑張るよりも、両方を良くする方がより早く近づけるという認識もあるはずです。
どちらかだけが良い/悪いの話ではありませんし、どちらも必要ですが、
適用する場面を間違えないように判断する視点が大切なのです。
Mindに対するアプローチの最適解シリーズ
#01:Mindへのアプローチを、お顔の手入れに見立てる。←今ココ
#02:自分に取り入れる情報の、分別基準を身につける。
#03:取り入れた学びが与える、影響の範囲を理解する。
#04:アプローチ(手法)とは、手順+方法でしかない。
#05:「心のスッピン美人」“も”得をする。
#06:諸悪の根源である「心のブス」状態、原因はコチラ。
#07:万病のモトである「心のブス」状態、症状はコチラ。
#08:根本的要因である「心のブス」状態、構造はコチラ。
#09:「心のブス」から「心の“スッピン”美人」への、最適解。