–◉–心の欠けに棲みつく疫病神の正体
「心のブス」状態は、本来まん丸である心が欠けている状態ですが、
この欠けた部分には疫病神が棲みつきます。
人の心は本来まん丸がデフォルトなので、欠けてしまった場合は本能で埋めようとします。
心の欠けは、愛情によって埋めるのが最も望ましいのですが、
愛情がズレている・間違っている・足りないときに疫病神が顔を出します。
この疫病神の正体は、ひと言でいうと
【不安】
です。
ヒトは心に不安があると、緊急事態だと認識し、身体が(常に)臨戦体制をとってしまいます。
臨戦体制というのは、治安が良いと言われている日本の日常で
『戦う』か『逃げる』かの2択を迫られ続けながら過ごしている
ようなものです。
日々に安心感がないと、周りの人は
「私を攻撃してくるはずだ」
「私をすぐに見捨てるはずだ」
「私を利用しようとしているはずだ」
「私なんかどうでもいいと思っているはずだ」
と、自覚がなくても思ってしまいます。
–*–「心のブス」状態は、思考回路がバグる。
心の欠けに【不安】という疫病神が潜んでいると、どんなに才能があっても唯一無二の感性を持っていようとも、残念ながら発揮されることはないでしょう。
なぜなら、全ての意思決定の基準が【不安】が根拠になってしまい、思考回路をバグらせてしまうからです。
先程の『戦う』か『逃げる』という極端な考え方により、
すぐヒステリックに怒ったり、
すぐに落ち込んだり、
ぐるぐる悩み続けたり、
テンションの上下が激しい
みたいなことが要因となって、大事故or大問題に発展してしまいやすいです。
–*–【不安】がおびき寄せる弊害
そしてもう一つ、【不安】を回避するために我慢しようとします。
例えば、
- 給料安いのが不満だけど、
年齢もいってるしスキルもないから次の職場が見つからないという不安から我慢する。
とか…
- パートナーから全然大事にされてないけど、
別れたら不安で寂しくて耐えられないから我慢する。
とか…
我慢すればするだけ増々「心のブス」度合いが深刻になり、
我慢の先には更なる我慢があるだけです。
Mindに対するアプローチの最適解シリーズ
#01:Mindへのアプローチを、お顔の手入れに見立てる。
#02:自分に取り入れる情報の、分別基準を身につける。
#03:取り入れた学びが与える、影響の範囲を理解する。
#04:アプローチ(手法)とは、手順+方法でしかない。
#05:「心のスッピン美人」“も”得をする。
#06:諸悪の根源である「心のブス」状態、原因はコチラ。
#07:万病のモトである「心のブス」状態、症状はコチラ。
#08:根本的要因である「心のブス」状態、構造はコチラ。←今ココ
#09:「心のブス」から「心の“スッピン”美人」への、最適解。